きょう雑物測定図表(ドットゲージ) Q&A

質問1.クリーンルームでの使用は可能ですか?

比較的低いクリーン度のクリーンルーム内では、問題無く使用可能です。
ゴミや埃の付着が無いよう、充分に除去した上でクリーンルーム内へ持ち込みください。

 

質問2.寸法精度の検証や、トレーサビィティはどうなっていますか?

図形寸法は原版データ保証です。
また、現物の寸法検証として、寸法サンプルをJQAにより測定しています。

校正証明書発行は、有償にて可能でございます。
校正サービスにつきましては、ご希望またはご質問がある方は、弊社へeメールでお問い合わせください。
校正試験は、外部校正機関JQAを利用して実施しております。
 

質問3.環境物質含有、環境対応はどうなっていますか?

Rohs(J−MOSS)にて規制される含有物質がないことをSGSにて、確認済みです。
廃棄につきましては、PETプラスチックとして、一般廃棄物として廃棄ください。

 

質問4.海外で使いたいのですが、輸出貿易管理規制はどうなりますか?

本商品は、日本国内使用前提の商品ですので、海外での使用、輸出手続き等のサポートは一切
ございません。
とは言え、本商品は、一般的な映像フィルムで、(過去にココムと呼称されていた)輸出規制を受け
る技術、商品には、該当しませんので御安心ください。
なお、現在は、キャッチオール規制(全ての商品、技術を審査する体制)に移行していますので、
お客様側で輸出貿易管理令該非判定書などを提出することもあると思いますが、その際は、
HSコード(輸出規制対象品目表の「類」番号)は、『37』で記載、作成下さい。

 

質問5.どうやって使うものですか?

きょう雑物測定図表は、目視による外観検査ツールです。
被検査物のゴミやキズなどの欠点と、きょう雑物測定図表の図表中図形とを比較し、その中でもっとも近似した図形から、ゴミやキズの大きさ(面積/寸法)を同定することで、良/不良を判定するものです。
なお、一般的な検査における室内照度は、700lx以上と言われています。
これを目安に明るい周囲環境のなかでご使用下さい。

 

質問6.お手入れは、どうすれば良いですか?

プラスチックシートですので、品質維持のためのお手入れ等は必要ありません。
なお、シートの表側の表層(使用時の目視者側に位置する面の意、逆に被検体側をこの場合の裏面とします)は、水分に反応しやすいですので、アルコールや水などで拭かず、乾拭きするよう御願いします。
逆に、裏面はアルコールや水分で拭いたり、カッターなどでキズがついたとしても、シート内部に印刷されている図形品位に影響はでませんので、ご安心下さい。

 

質問7.カラードットゲージのリリースは、どうですか?

はい、人の視認特性を考慮した最適色と、描画精度について十分な結果が得られず未だ試作段階でございます。
(検査対象)被検体が色のついたものである場合、ドットゲージの印刷図形もカラーであった方が見やすい為、大変多くのカラー化の御要望を以前より受けております。
カラー化には既存の露光技術が適用できません。
そこで、いくつかの他描画技術を利用して、既にサンプルを作成しておりますが、当初、白色画像の御要望に合わせ作成したサンプルは、被検体の表面色と白色ドットゲージとのコントラストが高すぎてかえって見づらいとのご指摘を受け、現在は、出来るだけ被検体の大多数の色に適応する、ドットゲージの最適色を探し、
検討中でございます。
当面はリリースできそうにありませんが、今しばらく猶予を頂戴できればと存じます。

 

質問8.付属ケースに開け方はありますか?

特に定まった開け方はありませんが、容器ロックのツメ下端を、親指の腹で下から上へ軽く押し上げて頂ければ、軽く開きます。

実は、開け閉めの耐久性を上げるため、蝶番のプラスチック厚みを倍にしています。これに合わせ、蝶番の開く方向に戻ろうとする力に負けないよう、ロックのかみ合わせも同様に倍固くしてありますので、力の方向がズレていますと開きずらくなり、こう言った御質問が出てきたのだと思います。
 
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